1948-07-04 第2回国会 衆議院 決算委員会 第28号
そういう点では野溝大臣もきわめて不完全だということを認められた。認められた以上は、これは改組されるのがあたりまえでも、この機会におやりにならぬらしいが、これもやむを得ぬと思います。そこで嚴密に言うならば、少いものを公平にわけるということはしかたのないことであつて、これは現在の食生活にしても、いろいろなものにしても、ほんとうはわけ合つておるわけなのです。
そういう点では野溝大臣もきわめて不完全だということを認められた。認められた以上は、これは改組されるのがあたりまえでも、この機会におやりにならぬらしいが、これもやむを得ぬと思います。そこで嚴密に言うならば、少いものを公平にわけるということはしかたのないことであつて、これは現在の食生活にしても、いろいろなものにしても、ほんとうはわけ合つておるわけなのです。
○木村(榮)委員 この点は特に野溝大臣にお願いをし、また長年日本農民運動、あるいは労働運動に関係されて大先輩である野溝大臣ですから、私が言わなくともよくわかると思いますが、現在の日農にいたしましても、全國百何十万の組合員がある。一番大きなのは國鉄、全逓、全官公労などは二百万の組合員を擁しておる労働組合である。
どうしてあなた方は、野溝大臣もそうですが、業務上欠くべからざる宣傳方法に対して認めることができないのですか。どうもあなた方ははき違えておられるのではないか。なぜわれわれが警察に——警察と言つては変ですが各官廳に招待券を認めていただきたいというのは、いろいろの証明書か何かでやられると困るのです。招待雰でなくちや困るので、それにしてくださいというひとつのお断りの方法なのです。
なぜかと申しますれば、私が事務当局あるいは野溝所管大臣とお話をするときには、私の意見の方が強く支持されている点が多々ありながら、最後において総理大臣の力において、あるいは総理大臣の命令において、あるいは総理大臣の束縛において、野溝大臣は御答弁ができない点があつた。だから私は大きな相違点を申し上げておるのであつて、数字的な小さい点ではありません。あなたは酒、タバコは大衆課税だから反対したと言われた。
また御答弁の中にも、非常にその点心から野溝國務大臣は心配されておるのでありますが、御答弁の裏表を考えてみますと、野溝大臣ももう少し彈力のあるものが欲しいと言われるときに、まず考えられますのが酒、タバコの消費税だと思いますが、野溝國務大臣も酒、タバコの消費税には御賛成でありますか。
○本間委員 一應野溝大臣のお立場のきわめて平板的なお話を承つたのでございますけれども、ともかくも二十三年度の所得税でまいりますと、農業所得税は昨年の八割強であります。それから事業所得税にいたしましても、昨年度の二倍であります。さらに宅地、家屋税もそうであります。
本間委員 ただいま大藏当局から酒、タバコの消費税の関係について、大体國の方で今日の経済事情から言つて最高限度までにらんで税率を決定したものであるから、さらに附加税としてこれをとることは困難だという意味の御答弁があつたのでありますが、これについては、私どもいろいろ意見があるわけでありますが、この点はまた分科会でこまかに伺うことにいたしまして、要するに先ほど古賀委員からも御指摘になつたのでありますが、大体野溝大臣
この方法を続けますると、野溝大臣からも御説明申し上げましたように、委員の選任についても政府は何ら関係しないということ、選任の際に委員長が候補者を立てて委員会が選挙するというのでは、そこに政府の発言権は全然ないわけであります。まだ委員会の業務につきましても、その委員会がきめた通りを政府が実行しなければならないので、これまた政府は何ら発言権がないのであります。
さらに野溝大臣にお尋ねしたいことは、本特別所得税につきましては社会党、協同党、民主党、この與党三派において御賛成になつておられるのかどうか。與党において賛成になつて、大臣として閣議決定に出られたものかどうかということを伺いたいと思います。
その点に関する野溝大臣の御見解を承りたいのであります。
第三の点でございますが、財政委員会は専門家を以て当てたらよいじやないか、野溝大臣は専門違いではないかというようなふうに拜聽いたしましたが、確かにお説の通りでございます。併し総理大臣の命によりまして委員長を委嘱受けた以上は、内閣に在閣しておる以上は、その点を担当して惡いということはありませんので、その点御了承を願います。
野溝大臣は農林どころではない、なかなか地方財政通でございまして、大いに意を強ういたしました。地方の出先機関を地方に委讓いたしまして、その費用を負担する能力が今ございましようか、それにつきまして何かお考えでもお持ちでございましようか。これだけ一つ附加えて伺つて置きたいと思います。
○鈴木(善)委員 野溝大臣の御所見を伺つたのでありますが、われわれの承服しがたい点もありますし、また私の質問に對する御答辯の明確さを缺いている點もありますので、重ねて二、三の點について御質問したいと思うのであります。まず第一點は、一方は食糧管理法によつて統制しておるからこれを主食と見る。
前囘議題となつておりました漁業事議税に關しまして、本日は特に野溝國務大臣の御出席を得ましたので、その問題を討議いたしたいと思うのでありますが、野溝大臣は一時半から閣議があるそうでありますので、そう長い時間ここへおつていただくわけにはまいりませんから、そのおつもりで御質問をしていただきたいと思います。
野溝大臣はわが國における農業通として有名であるばかりでなく、また傍ら水産に對しましても非常に御理解のある大臣として、われわれは尊敬をしてまいつたのであります。
○的場委員 野溝大臣は、昨年以來農林委員長も務めた方でありますし、多年農村の指導に当られた經驗者でありますから、いまさら農村の実情がおわかりにならないはずはないと私は思うのであります。しかるに農業事業税というような新税を今の農村に賦課しようとなさるその乱暴さには、私どもあきれざるを得ないのであります。現在農村においては、所得税その他の課税で非常に窮乏をいたしております。
○松野委員 ただいま野溝大臣から、農業事業税設定の御説明を拜聽いたしまして、私ははなはだ意外に思つておるのであります。ある委員会で野溝大臣は、農業事業税にあまり賛成でないというふうに懇談をいたしたように私は聞いておるのであります。
○小林委員 私は午前中この問題に関しまして農林大臣に所見を伺つたのですが、その所管の野溝大臣に改めてお伺いしたいのであります。
こういつたことが、若し漁業者方面に分つたとすれば大問題で、一体野溝大臣或いは西郷次官は、この漁業の方をよく研究なさつておられるかどうか。農業方面はどういうふうな種類の税金を取られているか。又漁業の方面はどんな種類の税金を取られているか。この農業方面と漁業方面と比較檢討しているかどうか。若し漁業者の方が農業者に比べ税金を取る率が少いというならば、これは仕方がありません。
後から農林大臣が参りました節に金融の問題と、それから野溝大臣が來た場合に税金の問題とをお聞きしたいと思います。 先ず水産局長にちよつとした問題についてお伺いしたいと思います。一つは、荷受機関の手数料及びマージンの問題でございます。
○千田正君 只今野溝大臣のお話の中に、客観的情勢においてこの税金を賦課するというようなお話がありましたが、農業と漁業との分野においてどういうふうに客観的情勢が違うか、我々はやはり原始産業の一つとして漁業というものは日本の農業と共に守り育てて行かなければならない立場にある、こう思うのであります。
これは誠に不都合千萬で、私共水産に直接關係ある者としまして、特に漁業者の窮状をよく承知しておる者としまして、この野溝大臣の言質を飽くまで捉え、これを問題に付する必要があるのであります。永江さんは同じくこの社會黨の出身であります。野溝氏にも私の意のあるところを一つ御傳達願いまして、適當な機會に一つ辯明して頂きたいと思うのであります。又これに對する農林大臣としての御所見も承りたいと思うのであります。